【開催レポート】教育のためのTOC 国際認定プログラム2026 金沢
日程: 2026年8月8日(土)~8月11日(祝・火)
会場: 石川県政記念しいのき迎賓館
昨年の福岡開催に続き、今年も夏の4日連続講座として、石川で開催できました。
今回は県内外から6名の方が参加し、ロジック・ブランチ、クラウド、アンビシャス・ターゲット・ツリーの3つの思考プロセスのツールを、4日間かけて学びました。
参加者も講師も、ともに学ぶプログラム
本講座では説明を聞くだけでなく、参加者自身が実際にツールを使って考え、書いたものを見直しながら理解を深めていきます。
また今回の講座では、久しぶりに改訂された2026年版のテキストブックを使用しました。講師によるレビューとフィードバックも反映された改訂版で、講師たちも教育のためのTOCの考え方を改めて学ぶ機会となりました。
「書いて考える」ことで見えてくること
TOCfEでは、頭の中だけで考えるのではなく、考えていることを付箋紙に書き出し、考えの間の関係やつながりを確認しながら思考を整理していきます。
今回の参加者からも、実際にツールを使ってみたからこその気づきが多く寄せられました。
ロジック・ブランチ:「声を出して読み上げることで、つながりの違和感に気づきやすい」
クラウド:「それぞれの立場での要望をしっかり書かないと、仮定や解決策も適切な(効果的な)ものにならない」
アンビシャス・ターゲット・ツリー:「障害の洗い出しが粗いと、個々の中間目標を達成したとしても、最終的な目標を十分に達成できないのではないかと感じた」
こうした声からも、単にツールの使い方を覚えるだけでなく、実際に書いて考える中で、それぞれのツールを使う際のポイントをプロセスとして捉えていく様子がうかがえました。
他の人の考え方に触れることも、学びの一つ
ワークを行う上で、みんなで同じテーマについて考えていても、実際に書き出してみると人によってその内容や表現は大きく異なります。
自分の考えを整理するだけでなく、他の人がどのように考えたのかを知ることによって、自分自身の考え方やコミュニケーションを振り返る機会にもなったようです。
「書いたものが人によってかなり異なっていることに気づき、他の人の考え方を知ることができた」
「人と意見の相違があったとき、自分のコミュニケーションがあまりうまくできていなかったことに気づいた」
また、各日ごとに設定した個人課題も、翌朝参加者同士で共有することで、お互いの考え方を知り、自然に会話を始めるきっかけになりました。

4日間の学びを、これからの実践へ
4日間の講座の中で、各ツールについて多くの質問や気づきが寄せられました。
講座終了時には、学んだツールをこれからも練習していきたいという声もあり、今回の学びを今後につなげていく意欲が感じられました。
教育のためのTOCの思考ツールは、特別な場面だけで使うものではありません。自分の考えを整理したいとき、意見の違いを整理したいとき、目標に向けた道筋を考えたいとき。さまざまな場面で活用できますし、使えば使うほど、自然と「物の考え方」が身についていきます。
今回の金沢での4日間が、参加されたみなさんにとって、これからそれぞれの場でツールを使い、考えることを続けていくきっかけとなれば幸いです。
ご参加いただいた皆さま、そして講座の運営・講師を担当したみなさま、ありがとうございました。
■ 次はあなたの番です!
この4日間で生まれたのは、一生モノの思考スキルだけではありません。共に格闘し、学び合った「仲間の絆」も大きな財産となりました。壁一面に貼られた無数の付箋(気づきと疑問の数々)は、参加者の皆さんが真剣に自分の思考と向き合った証です。
「論理的であることは、自分を楽にし、他者との架け橋になる」
「思考を変えれば、未来が変わる」
この感動を、ぜひ次回のプログラムであなたも体験してください。
2026大阪:11月27・28日と12月13・14日
2027東京:5月2~5日
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